地質

シャトー・ラトゥールは、ジロンド河口を見下ろす海抜1216メートルの砂礫質の丘に大半のブドウ畑を所有しています。「ジロンド河口と砂利層表土、および粘土層の地心部」からなる見事な地質構成により、シャトー・ラトゥールのテロワールには他に類を見ない特異性がもたらされています。>

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この類い稀なる文化遺産こそ、そこから生まれる魔力と複雑性を最大限に有効利用したいと願う私たちの熱い思いとやる気を常に掻き立て続けているのです。 ランクロ区画のテロワールは土壌学上3つの要素で構成されています。 • 粘土質砂礫土壌 泥灰土で形成された地心の上に300万年以上前に堆積した土壌。ピレネー山脈および中央山塊から運び込まれ、区画の標高により堆積率は50%から80%と異なります。非常に水はけの良いこの砂利層のおかげで、地下の泥灰土粘土層へと水分が流れ落ちます。 • 礫質砂土壌 より形成時期が新しい(−10万年)土壌で、ランクロ区画の東および西側斜面に見られます。礫の大きさはより小さく、堆積率も低めです。 • 泥灰土質粘土土壌 ブドウ畑の北側に主に見られる土壌。ジュイヤックの小川付近の南側にも部分的に見られます。この一帯はメルロ種に適したテロワールで構成されています。 これらの地質学的特徴は、ブドウ樹の根、特に古木の根がとりわけ深く地下方向にのびている(3メートルの深さまで)ことを意味します。泥灰土粘土地下層は地心部で水分を捕獲し、最小限の栄養分を植物にもたらします。これにより、旱魃および2003年のように深刻な水分不足に悩まされた年であっても、畑を生き生きとした状態に保ち、果実を最適な成熟状態へと導くことが可能です。